顧客満足度の高い業務用脱毛機40モデルを紹介
SHR方式脱毛のメカニズムや効果、採用している主な脱毛機と概要などを解説しています。
SHR脱毛方式とは、毛包をターゲットに熱を連続で与えて蓄熱し、毛を再生しにくくする脱毛方式のこと。SHR脱毛は、シミ、ホクロ、黒い肌(日焼け肌)や、うぶ毛、でも脱毛できるということもあり、“次世代の脱毛”といわれるほど注目されている方法です。
また、これまでの脱毛方式では、高い効果を得るために出力を上げると、やけどなの危険性がつきものでしたが、SHR脱毛方式では分割された弱い出力で連射するため、効果と安全性が確保しやすくなっています。
SHR方式を採用している脱毛機の特徴については、毛周期の影響を受けないという点が挙げられます。
SHR脱毛はIPL方式やS.S.C.方式などの脱毛方法とは脱毛するメカニズムが異なります。
毛のサイクルは主に以下の4段階があります。
IPL方式やS.S.C.方式では、このうち成長前・後期の毛根のみにダメージを与えます。一方SHR方式は、毛根の周りにある毛包に熱を加えてダメージを与えます。このため、SHR方式を採用した脱毛機器では毛周期に関わらず脱毛を行うことができます。
SHR方式は熱量が弱いため1回の施術中に往復照射が必要になります。
施術後はお肌に熱がこもるため、施術のサイクルは最低3週間程度。お肌の熱が引くまでは個人差があるため、次に施術を受ける期間は異なります。「事前に話を聞いていたのと違う」と言われないように、しっかりとお客様の肌の状態を確認しましょう。
SHR脱毛とは、「スーパーヘアーリムーバル脱毛」の略で、光を照射することで毛包部分にダメージを与え、ムダ毛が生えてくるのを抑制する脱毛方法です。毛包部全体に繰り返し熱を与えることで、発毛の働きを担う「バルジ領域」がダメージを受け、効果が表れます。
SHR脱毛の基本的な原理はNPL脱毛と同じです。メラニン色素に反応する光を照射するわけではないので、毛周期に合わせて施術を受ける必要はありません。NPL脱毛との違いはSHR脱毛が毛包部全体に繰り返しダメージを与える脱毛方法であるのに対し、NPL脱毛は「バルジ領域」内の発毛に関わる細胞を狙い撃ちする点です。
SHR脱毛は弱い光を繰り返し当てるので、広範囲の産毛にしっかり効果が出やすいのが良い点です。痛みも光脱毛の中では、ハイパースキン脱毛に次いで弱いとされています。
肌の色が黒い方や、シミなどの色素沈着、ほくろのある部分、日焼けしている肌でも施術が可能な点や、白髪や色素の薄い毛にも効果がある点はNPL脱毛度同様です。また、他の光脱毛と同じように、日焼け直後の肌やタトゥーを入れている肌に施術できません。
SHR脱毛は効果が表れるまでに時間がかかります。個人際はありますが、ムダ毛が薄くなってきたと感じるまでに2~3週間程度かかるでしょう。
IPL脱毛が数日後にするりと毛が抜けてくる現象が見られるのに対し、SHR脱毛はすぐに毛が抜けてくるわけではないのです。
SHR脱毛は毛包部全体に繰り返し熱を与えることで、発毛の働きを担う「バルジ領域」の発毛機能を抑制する仕組みです。よって、今生えているムダ毛よりも、これから生えてくるムダ毛をターゲットにした脱毛法であるため、効果が表れるまでに時間がかかるのです。
SHR脱毛は白髪にも効果があります。SHR脱毛はメラニン色素に反応する光を用いて行うIPL脱毛などとは原理が異なり、白髪などの色素がない毛でも脱毛が可能です。
これはSHR脱毛がメラニン色素に反応して熱を発生させるのではなく、毛包部全体に繰り返し熱を与え、「バルジ領域」の発毛機能を抑制する仕組みなので、ムダ毛の色素の有無は関係ないためです。よって、SHR脱毛は白髪でも脱毛ができます。
SHR脱毛に限らず、サロンで行うすべての光脱毛は永久脱毛できません。これは、サロンで行う光脱毛は、出力が弱く、ムダ毛を弱らせたり、減らしたり、生えてくるのを遅くしたりすることはできても、完全な永久脱毛はできないのです。
よって、自己処理を楽にしたり、回数を減らしたり、ほぼ不要な状態になったりするものであると考えるのがよいでしょう。
永久脱毛ができるのは、医療機関のレーザー脱毛のみです。医療機関のレーザー脱毛は出力が強く、ムダ毛の毛根を完全に破壊します。このため、永久脱毛できるのです。ただし、医療機関のレーザー脱毛は出力が強く、効果が高い分、痛みも強く感じます。
SHR方式のメリットは痛みが少ないという点。これまでに脱毛したことがないという方(新規顧客)へのリーチもしやすいのではと思います。
またIPL方式、レーザー方式よりも一回の照射コストが低いため施術金額を安く設定できる傾向があります。
レーザーの照射ではなく弱い熱でアプローチするため火傷のリスクが低いというのも、サロン経営では強みとなる特徴です。脱毛サロンを経営するうえでは、程度は異なりますが火傷の発生リスクは必ず考えなければいけません。厚生労働省でも、無資格による脱毛サロンでの治療により火傷が発生していることに注意喚起しているほどです。[注1]
サロン利用者は脱毛の危険性として火傷を気にしていることを考えておかなければいけません。
デメリットとしては、機械の導入が高額な傾向にあることです。のちほどご紹介するルミクスツインであれば約470万円、ライエンスならば約330万円という価格です。
SHR方式は下記のサロンにおすすめといえます。
高速連射の脱毛機。性別・肌色・毛の密度・毛の色・毛の太さと、細かい設定で個々に合わせた脱毛ができるのが特徴です。また、取り扱っているメーカー(株式会社エストラボ)のサイトによると、導入しているサロンの満足度が94.8%と高く、1ショットあたり、0.1円と業界最安値の設定。
導入後は、サロンの開業や経営のノウハウを無料で支援してくれたり、購入一年間の保証のほか、メンテナンスの延長保証が設けられていたりと、サロンを経営するうえでのバックアップ体制が整っていることも挙げられます。
高速連射式脱毛機。全身脱毛がわずか15分で完了といった、ハイスピード施術が可能。1カ月に2回の施術が推奨されています。こちらも取り扱っているメーカー(WAARMラボラトリー)のサイトを見ると、導入前にはスタッフがサロンまで持っていき、実際に機器を利用しての施術を体験できるとのこと。
導入前に実際に手に取って性能を確認できるといった点では、安心できるのではないでしょうか。さらに、年々バージョンアップを繰り返しているようで、最新のものでは秒間最大10連射、ワンショット0.2円の「脱毛機械(ライエンスII)」が紹介されています。