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IPL脱毛のメカニズムや効果、採用している主な脱毛機と概要などを解説しています。
IPL脱毛とは、基本的にはジェルを使用しない、インテンスパルスライト(Intense Pulse Light)という特殊な光を使う脱毛方法。
ただ、連射式の場合では、その滑りをよくするためにジェルを使用することもあります。
黒色のメラニン色素に反応し、毛根を発熱させてたんぱく質に熱変化。これが成長する力を低下させ、減毛させていきます。
医療レーザー脱毛と基本的には同じ原理ですが、その出力は医療レーザーよりも低く、高い出力設定ができないようにされています。また、レーザーは直線状の強い光線ですが、IPLは複数波長を持つ混合光で拡散光。安全性も高いものとなっているのです。
このIPLは、一部のクリニックでも使われています。より脱毛効果を高くする為に、RF(光高周波)と組み合わせて使うことが多いようです。
レーザー治療とIPL治療は同じ原理ではあるものの、光の波長が異なっています。
光の波長は、その波の長さによって作用を起こす場所や色などが異なってきます。
例えば皮膚はいくつかの層にわかれていて
とありますが、ターゲットを表皮にするときと真皮にするときで、求められる波長は異なるのです。
その性質を利用して、皮下組織の黒い毛に作用を起こす、ひとつの波長を治療に用いるのがレーザー治療です。[注1]
一方IPLは単独ではなく複数の波長が含まれています。そのためレーザー脱毛とは異なり複数をターゲットとすることができるので、皮膚の層だけでなく複数の症状の改善が期待できるのです。
実際IPLは脱毛だけでなく、色素性病変や血管性病変、などの美容皮膚治療にも用いられている施術です。[注2]
ハイ・インテンス・パルスライトと呼ばれ、SHR脱毛方式の1つです。長時間マシンを使い続けていると出力が低下し、効果が得られにくいSHRのデメリットを改善した脱毛方式になります。
長時間使用しても安定した脱毛効果が発揮しやすく、使い勝手の良さも魅力的です。
スーパーインテンスパルスライトと呼ばれ、SHR脱毛方式の1つです。長時間マシンを使い続けると出力が低下し、効果が得られにくいと言われているSHR脱毛方式のデメリットを改善した製品となります。
SHR脱毛方式の出力低下というデメリットを改善したのがS-IPL脱毛方式となります。
IPL脱毛は「Intense Pulse Light(インテンス・パルス・ライト)」と呼ばれる特殊な光を、ムダ毛処理したい部分の肌に照射し、行う脱毛方法です。「Intense Pulse Light(インテンス・パルス・ライト)」は、黒色のメラニン色素に反応し、熱を発生させる作用があります。
この作用を利用し、ムダ毛のメラニン色素に熱を発生させ、毛根部にある毛母細胞などに熱ダメージを与えて、今あるムダ毛を弱らせて抜けるようにするとともに、次に生えてくるムダ毛を生えにくくするのがIPL脱毛の仕組みです。
「Intense Pulse Light(インテンス・パルス・ライト)」を照射されたムダ毛は、毛根部にある毛母細胞などが熱ダメージを受けてタンパク質が変性してしまいます。毛母細胞は、発毛を担う細胞ですが、タンパク質が変質してしまっているので、うまく次の毛を作り出すことができません。
また、熱ダメージを受けた毛根部は弱って数日後に抜けていきます。こうして次に発毛する細胞の働きを抑制し、今あるムダ毛も弱らせて抜けるような状態にしてムダ毛を減らしていこうというのがIPL脱毛です。IPL脱毛では施術を続けると徐々に毛は薄くなり、生えてきにくくなります。
IPL脱毛の他に脱毛サロンでよく用いられている光脱毛にはSSC脱毛とSHR脱毛があります。
SSC脱毛は「クリプトンライト」という光に反応する効果と、発毛を抑制する作用をもつジェルを肌に塗布し、「クリプトンライト」を照射することで皮膚下にジェルを浸透させて抑毛する仕組みです。
SHR脱毛は光を照射して毛包部全体に繰り返し熱を与えることで、発毛の働きを担う「バルジ領域」にダメージを与え、毛を薄くしていこうというものです。IPL脱毛とSSC脱毛・SHR脱毛には下記のような違いがあります。
IPL脱毛は他の光脱毛よりも早く効果を実感できます。しかし、サロンで行われている光脱毛の中では、痛みを強く感じる脱毛方法です。また、メラニン色素に反応する光の性質を利用しているため、産毛や白髪への効果はあまりなく、ほくろやシミ、日焼け肌への照射はできません。
また、IPL脱毛は成長期の毛に効果を発揮する脱毛法であるため、毛周期に合わせて2~3カ月間隔で脱毛する必要があります。
IPL脱毛は以下のような流れで施術されます。
光を照射する前にジェルを塗布するのは、熱刺激によるやけどや肌トラブルを予防するためです。光を照射されると、光がメラニン色素に吸収されて熱を帯び、じんわり温かくなります。施術後は、肌が熱を持っている状態なので、ローションなどでクールダウンし、肌に残ってしまったジェルも拭き取ってもらいます。
IPLの最大のメリットとしては上記に記載したように、脱毛以外にも美容への効果が期待できることです。脱毛だけでなく肌の老化が気になってきた方や、ニキビを治したいなど肌トラブルに悩んでいる方におすすめできる脱毛の施術方法です。
さらに光の波長やパルス幅という照射条件を組み合わせて調整することができるので、個人個人に合わせた細かい対応をすることも可能です。
脱毛以外にも美容に関しての悩みがいくつかある場合、複数の施術を行わないといけないのが一般的ですが、それがIPLの一種類の施術だけで済んでしまうこともあります。
また照射威力はレーザーに比べると穏やかなので、行ったあとに色素沈着が発症する可能性はかなり低くなっています。ダウンタイムもなく、施術を終えたすぐあとにメイクをすることも可能。
施術の時間が短いのも特徴で、機種によって多少の差はありますが、フラッシュランプを照射するためレーザー脱毛に比べると短い時間で広い範囲に照射することが可能です。[注2]
デメリットとしてはレーザー治療と同様ですが、まず多少の痛みがあります。痛みといっても強いものではなく麻酔が必要ない程度の痛みです。
それから複数の波長で皮膚の浅い部分や深い部分まで広範囲に届けることができるとは言え、黒い色素に反応するため、白い毛や色素の薄い毛にはあまり効果がありません。
また顔に行う場合には目に光が入らないようにアイプロテクターなどをつけて行う必要があり、まぶたには照射できないというデメリットもあります。
IPL脱毛を受ける際は、いくつか注意しなければならない点があります。まず、剃り残しがないよう、施術前にシェービングしていきましょう。
サロンによっては、有料でシェービングしてもらえることもありますが、剃り残しがあると施術を断られてしまう場合があります。また、毛抜きで処理した場合も施術できなくなってしまうため、注意しましょう。
また、肌の調子を整えておくことも大切です。前項でも述べましたが、メラニン色素に反応する光の性質を利用しているため、日焼けした肌への施術はできません。また、シミやほくろ、タトゥー部分の施術も不可で、肌の色が黒い場合は施術できないこともあります。
妊娠中の方やペースメーカーを入れている方、皮膚に疾患がある方も施術できません。施術後は、肌がしばらく熱を持っている状態なので、トラブルを避けるため紫外線対策をしっかりして日焼けしないようにします。また、施術当日は入浴時に湯船につかるのをさけ、シャワーで済ませるようにしましょう。
メラニン色素に反応してダメージを与えることからも、ワキやVIOといった濃くて太い毛には効果的に力を発揮します。
逆に、メラニン色素が薄くて細い産毛などには、あまりその効果を実感することは難しいといえます。
特に、産毛が集中している背中などは、その機種の性能を大きく試されるのものとなります。
一瞬の照射の間にオンとオフを繰り返すので、皮膚の表面温度が上がりにくく火傷などの可能性は低いでしょう。照射されている部分はほんのりと温かく、痛みも輪ゴムをはじかれた程度と弱いです。敏感肌の人でも施術可能な、優しい脱毛です。
ただし皮膚が弱く敏感な人だと多少皮膚が赤くなってしまったり、肌が熱をもった感じになることもあります。ですがこれらの症状は照射をしたあとに冷やすと1時間もせずに治まります。
1回の治療で効果を感じる人も多いですが、一般的には5回以上受けることでより大きな効果が現れると言われています。
ただし、早く脱毛を終わらせたいからと言ってあまり間隔を空けずに治療を受けても、まだIPLの光に反応する次の毛がじゅうぶんに育っていない場合が多いので、ある程度の間隔を空けて施術を受けるのが効果的でしょう。
治療を受ける頻度としては3週間~2ヶ月ほどの間隔で行うことを推奨している病院が多くなっています。
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[注1]脱毛の知恵袋(日本医学脱毛協会):レーザー脱毛のメカニズム