顧客満足度の高い業務用脱毛機40モデルを紹介
ハイパースキン脱毛のメカニズムや効果、採用している主な業務用脱毛機などを解説しています。
従来の脱毛方法では、毛根に熱を発生させてダメージを与えることで痛みや火傷といったリスクが心配されています。その心配を失くしたのが、ハイパースキン脱毛。脱毛期間は長くなってしまいますが、痛みや肌トラブルへのリスクも小さく、産毛や白髪、金髪でも施術可能にした方法です。
ハイパースキン脱毛では、メラニンではなくムダ毛の要因に対して働きかけます。ですから、高温まで熱を高める必要はなく、大体36度といった人肌程度で十分。熱がないので、痛みや火傷などのトラブルも発生する心配はありません。
毛が生えてくるサイクルというのはいくつかに分かれています。
大きく分けると
を経て脱毛となり、毛が抜けた毛穴からまた新たな毛が生えてくるということになります。[注1]
成長期は何段階かあり従来の脱毛方法ではこの成長期の毛をレーザーや光などの高温で破壊するというものでした。
そのため、輪ゴムではじいたようなわずかな痛みが発生していました。しかし、ハイパースキン脱毛はこの成長期の毛を脱毛するのではなく、痛みもほとんど感じないのです。
毛が抜けたあとに生えてくるはずだった毛が生えなくなる脱毛方法、それがハイパースキン。通常毛が抜けたあとには再度新しい毛を育てるために毛穴のなかに毛の種のようなものが生まれてくるのです。この毛の種に対して36℃の熱にてアプローチをかけて、成長してこないようにします。
ハイパースキン脱毛は、脱毛したい部分の肌に特殊な光を照射し、発毛因子と呼ばれる毛が生える元となる種のようなものを狙い撃ちし、発毛を抑止する脱毛方法です。
他の蓄熱式脱毛法であるSHR脱毛やNPL脱毛との違いは、光を照射した際にどの部分をターゲットにしているか、という点です。SHR脱毛では「バルジ領域」を含む毛包部全体、NPL脱毛では「バルジ領域」、ハイパースキン脱毛では発毛因子をターゲットとしています。
ハイパースキン脱毛は、今生えているムダ毛にアプローチするのではなく、これから生えてくるムダ毛を生やさないようにすることでムダ毛を減らします。このため、効果を実感できる状態になるまでには、サロンで行われる他の光脱毛よりも時間がかかります。
メラニン色素に反応して熱ダメージを与える脱毛法とは仕組みが異なるため、ムダ毛の濃さや色素の有無に関係なく脱毛可能です。産毛や白髪、色素の薄い毛でも処理できます。
ハイパースキン脱毛で照射する光は、体温と同程度か少し高めの温度で、ほとんど痛みや刺激を感じることはありません。
このため、レーザー脱毛やIPL脱毛では痛みを感じやすい、太くて黒々とした毛が密集しているワキやVIOゾーンも、ほとんど痛みを感じることなく処理できます。また、目の下などの肌が極めてデリケートな部分の施術も可能です。
ハイパースキン脱毛は肌の色が黒い方や、シミなどの色素沈着、ほくろのある部分、日焼けしている肌でも施術できます。また、その仕組みと刺激の少なさから、敏感肌の方や子供、年配の方でも安全にできる脱毛法です。
やけどのリスクがほとんどなく、途中で毛が焼き切れたりしないので、埋没毛も発生しにくいというメリットもあります。
ハイパースキン脱毛はもともと、子供でも安全に施術できる脱毛法として開発されました。このため、敏感で成長期にある子供の肌でも、トラブルが起こらないよう設計されています。子供でも安心して施術が受けられます。
ハイパースキン脱毛には美肌効果もあります。ハイパースキン脱毛で照射される光にはトリートメント効果があり、肌内部でコラーゲンの生成を促す作用があります。
肌にハリやツヤをもたらす、シミやくすみの改善、シワの改善、毛穴が目立たなくなる、キメが整うなどの効果が期待できます。自己処理で荒れてしまった肌も、脱毛しながらケアすることが可能です。
さまざまなメリットがあるハイパースキン脱毛ですが、留意しなければならない注意点もあります。
前項でも述べましたが、ハイパースキン脱毛は効果を実感できる状態になるまで時間がかかります。施術を重ねていくと、確実に生えてくる毛が減ってくるのを実感できるものの、施術回数が少ないうちは効果があまりないと感じてしまう人もいるでしょう。
また、ハイパースキン脱毛は費用がサロンで行われる他の光脱毛と比較して高いというデメリットもあります。目安としては、医療脱毛と同程度の価格とされています。これはハイパースキン脱毛がまだ新しい脱毛法であり、機器の流通台数が少ないため価格が高く、施術の価格も高くなっているためです。
これらのデメリットについて、十分納得し、施術を受ける必要があります。
毛周期には、毛が伸びていく「成長期」、毛の成長が止まり、抜け落ちる「退行期」、毛は生えていないものの皮膚下で発毛因子が準備している「休止期」の3つのステップがあります。
ハイパースキン脱毛では、この「休止期」の発毛因子にダメージを与え、発毛因子が細胞分裂を繰り返すのを止めることで抑毛・減毛します。「成長期」の体毛は全体の20%程度とされており、多くの毛が「退行期」もしくは「休止期」にあるため、ハイパースキン脱毛では3週間~1カ月程度の間隔で施術を受けることが可能です。
ムダ毛の要因に働きかけるシステムなので、メラニン色素が少ない産毛や金髪、白髪にも脱毛効果を有効に出すことができます。もちろん、高熱で働きかけるわけではないので、敏感肌などでも大丈夫。特に顔脱毛には向いているといえます。
ただ、通常の脱毛方法であれば、照射してから1週間ほどすればムダ毛がするすると抜け落ちていきますが、ハイパースキン脱毛はムダ毛に対して働きかけるわけではなく、体毛の種だけに働きかけるので、すぐには効果が表れません。即効性が低いので、ゆっくりじっくりと進めていく必要があります。一方、毛が抜けて次に生えてくる量は、目に見えて減っているのがわかります。
脱毛する際に照射する光が、肌内部におけるコラーゲン生成をサポート。続けるうちに肌にハリが出てくるようになります。また、メラニンにも働きかけますので、色素沈着や赤ら顔などを改善。自己処理でボロボロになってしまった肌も、きれいに修復していく効果が期待できます。
火傷の危険性を可能な限り減らしたい、そして顧客の幅を広げたいサロンにおすすめといえます。
ハイパースキン脱毛は36℃の照射と従来と比べると低温の施術であることから、子どもに対しての施術をおこなっているサロンもあります。
実際に子どもに対しても施術可能とするかどうかはサロンの判断によるところにはなり、「小学生が脱毛をしようと思うのだろうか」と考える方もいるかもしれません。しかし、小学生自身やその親御さんが脱毛を求めるケースはあります。
特に小学校位であればクラスに毛が目立つ子がいた場合、毛が理由でからかわれてしまう可能性があるのです。それによりまだナイーブな子どもの心は大きく傷つきます。そんな子どもが、もし日々毛でからかわれているのが嫌だからと、使い慣れていないカミソリで毛を処理しようとしたら親御さんはどう思うでしょうか。
そのような危険なことをさせるより、小学生でも施術を受けられる脱毛サロンがあれば連れていくでしょう。体毛を人に見られることが嫌なのは、大人も子どもも変わりません。
最大のメリットは温度が36℃と人間の体の温度と同じなので、毛穴周辺の火傷を起こしてしまったり、その火傷を治そうとして埋もれ毛が発生する可能性がほとんどないということです。
また操作方法も複雑ではなく、機械にもよりますが後ほどご紹介するハイパースキンカレンの大きさは、イメージとしては少し厚めのパソコンに受話器がついたような程度の大きさですので、機械を設置するためにサロン内の配置変更を考える必要もないのです。
従来の脱毛では従業員に機械を使わせる場合に、絶対に火傷が発生しないようにと充分注意したり、複雑な操作方法を指導をしなければいけませんでしたが、そこまで神経質になる必要がありません。
そして子どもに対しても施術をおこなえ、施術対象が広がるというのも大きなメリットです。とくにまだ一般的ともいえない子どもに対しての脱毛サロンは、集客を広げることができますし、「子どものときから通っているサロンだから信頼できる」と、将来的に友人や家族を紹介してくれる集客チャンスにもつながります。
機械の導入が高額になりがちな点がもっともデメリットといえるでしょう。費用が高額になるので、今のサロンの機械と入れ替えをする場合、施術の金額をあげることになるかもしれません。
ハイパースキン脱毛の仕組みなどに詳しい顧客であれば、36℃という低温照射のハイパースキン脱毛の利用を求めて、少し高額になっても施術を受けにくるでしょう。しかし、値段だけで判断する顧客に「他の施術に比べて高い」と思われてしまうことも考えられるので、そうした顧客にたいし「ハイパースキンという安全性が比較的高い施術をおこなっている」という説明をしっかりとする必要がでてくるかもしれないのです。
採用している主な脱毛機について一部紹介します。
サロン内でも場所をとらないコンパクトサイズで、簡単に操作できる点が特徴。減毛モードとフェイシャルモードがあり、脱毛と美容効果を効率よく得られます。フィルターが有害光線をカットするので、皮膚へのダメージも少なく安心して使えます。